医療機器管理室

臨床現場と医療機器を繋ぐ架け橋を目指して

近年、医療機器はどんどん高度化してきており、法的に保守点検が求められるようになってきています。当院でも、より安心・安全な医療機器管理を行えるよう心がけ、日々の業務に当たっています。

医療機器管理室の業務内容は、大きく分けると医療機器管理、血液浄化、手術室、血管撮影室の4つです。それらの業務を2名の臨床工学技士が各現場の医療スタッフと密に連携し、行っています。

医療機器管理

病院内で治療の為に使われる医療機器には多くの種類が存在します。その中でも病院内でよく目にする輸液ポンプやシリンジポンプは、点滴等で頻繁に使われる為管理する台数が最も多い機器です。主に医療機器の保守・点検等を行う医療機器管理室では、病院内にあるこれらの医療機器が、どこの部署でどれだけの数が使用されているか把握し、安全かつ効率的に運用できるよう管理しています。中央管理化された医療機器は、厳密に保守・点検が行われており、安全・安心の医療機器として治療に使用できるように努めています。
中でも、生命に直結する生命維持装置の人工呼吸器、患者さまの容態が急変した時に使われる除細動器(AED)等の保守点検は、より丁寧な点検が求められ定期的な学習会を開いたりして技術や知識を向上するよう日々、精進しています。

medical-equipment1medical-equipment2medical-equipment3

血液浄化

当院の透析室はベッド数11床で、月・水・金は2クール、火・木・土は1クールで稼動しています。
業務内容は透析機材の準備、透析液の作成、プライミング、穿刺、返血などの業務をはじめ、患者様に安心して治療を受けていただけるよう血液浄化装置の定期点検・オーバーホールなどの機器管理や透析液の水質管理を看護師と協力して行っています。
当院の透析室では、一般的な血液透析の他に血漿交換療法や血液吸着療法(G-CAP、L-CAPなど)、難治性腹水に対して、腹水濾過濃縮再静注法なども行っています。
透析室以外でも、HCU(準集中治療室)でのエンドトキシン吸着療法、CHDF(持続的血液ろ過透析)療法や血漿交換療法、出張透析も行っています。

medical-equipment4medical-equipment5

手術室部門

手術室での主な業務としては手術で必要な麻酔器、心電図モニター、電気メスなどの医療機器の保守点検業務。また外科や脳外科で使用される超音波吸引破砕装置の使用時や消化器内科のRFA(ラジオ波焼却術)での立会い業務にも携わっています。
その他、医療機器動作不良時の迅速対応など手術室での医師、看護師からの信頼度・ニーズは高まってきています。
私たちは、常に医師・看護師とのチームワークを高め、万全の体制で手術に臨めるよう努力しています。

medical-equipment6

血管撮影室部門

循環器内科やその他のコメディカルと連携し、心臓カテーテル検査や治療及びペースメーカの管理等を行っています。
血管撮影室では、狭心症や心筋梗塞患者に対するカテーテル検査及び治療の一員として、物品の準備や医師の助手からIVUS(血管内超音波装置)操作、補助循環装置(IABP・PCPS)の操作等を行っています。
ペースメーカ業務においては、メーカー各社のプログラマー装置を用いて、埋め込み時の条件・機能設定から、外来での動作チェックまで行っています。
心臓や上肢・下肢の血管に関する治療が主であることから、常に医師や他のコメデイカルスタッフと協力し、安全で質の高い医療を提供出来るよう心がけています。

medical-equipment7medical-equipment8